世界の投資家名鑑 - ジョン・M・テンプルトン氏 株式のバーゲンハンター 名言や経歴、講演動画
ジョン・M・テンプルトン氏の生涯、名言、関連動画などを紹介します。
ジョン・M・テンプルトン氏とは

- アメリカ生まれ、イギリスのビリオネア(億万長者)、ファンドマネージャー、投資家、銀行家、慈善活動家
- 国際投資と逆張り投資により、20世紀で最も成功した投資家の1人
- 株式のバーゲンハンターとして知られ、1992年に会社を売却したとき、家族で130億ドルを超える資産を保有していたと言われる
- 慈善活動に10億ドル以上を寄付したほか、科学や宗教学での功績に対するテンプルトン賞などを設立する
ジョン・M・テンプルトン氏の出身・生涯
- [1912年~2008年]
- 1930年代の大恐慌の間にニューヨーク取引所の各企業の株を100株を購入し、第二次大戦後に何倍もの大金を稼ぐ
- 1954年、テンプルトン成長ファンドを設立し、1960年代の半ばには日本へ投資を行う
- 原子力エネルギー、化学、エレクトロニクスなどの特定産業にファンドを設立し、投資を行う
- 1959年には、6600万ドルの運用を行う
- 1964年、アメリカ市民権を放棄し、バハマとイギリスの二重国籍を保持する
- 1984年、テンプルトンレリジョントラストを設立し、精神性や宗教信仰などの分野で慈善活動を行う。
- 1987年、ジョンテンプルトン財団を設立し、科学や宗教学での功績に対して毎年テンプルトン賞を授与し、助成金などを提供している
- テンプルトン賞受賞者には、フレールロジャー、シセリーサンダース、ビリーグラハム、ダライラマなどが知られている
- 1992年、会社を売却したとき、家族で130億ドルを超える資産を保有していたといわれる
- 2007年、タイム誌の「最も影響力のある100人」に選ばれる
- 42年間、プリンストン神学校の理事会の理事を務め、その12年間は議長を務める。
- 慈善活動に10億ドル以上を寄付し、テンプルトン大学や図書館などを設立する
- 2008年に亡くなる
ジョン・M・テンプルトン氏の名言・格言
ジョン・M・テンプルトン氏の格言や名言などを紹介します。
一つ一つの言葉からはジョン・M・テンプルトン氏の考え方や理念、大事にしていることを知る手掛かりになるかもしれません。
- 株を選ぶための何らかの方法が普及したとき、普及していない方法に切り替えます。
- 成功した人と成功しない人の大きな違いは、成功した人は自分の過ちと他人の過ちから学ぶということである。
- すべての答えを持っている投資家は、すべての質問を理解していない。
- 長期的には、株式市場指数は、長期的な1株当たり利益の上昇トレンドの周りで変動します。
- 無料のランチはありません。
- 特定の産業や種類の株式が投資家にとって人気になった場合、その人気は常に一時的であり、人気が失われたときには戻りません。
- 高い倫理と宗教の原則は、人生のあらゆる分野で成功と幸福の基礎を形成する。
- 皆、私に見通しが有望な銘柄はどれかと聞く。だがその質問は間違っている。本当は、見通しが一番暗い銘柄を聞かなければならないのだ。
出典:テンプルトン卿の流儀 - 強気相場は悲観のなかで生まれ、懐疑のなかで育ち、楽観とともに成熟し、陶酔のなかで消えてゆく。
悲観の極みは最高の買い時であり、楽観の極みは最高の売り時である
出典:テンプルトン卿の流儀 - 慌てる必要はありません。
売る時期は転落後ではなく、転落前です
ジョン・M・テンプルトン氏の関連動画
ジョン・M・テンプルトン氏の関連動画を紹介します。
ジョン・M・テンプルトン氏の生き方や考え方について、より深く知るために参考になる動画です。
説明動画 『投資手法について』 2020年
動画配信元:The Swedish Investor
説明動画 『テンプルトン卿とは』 2018年
動画配信元:John Templeton Foundation
インタビュー 『投資戦略について』 2017年
動画配信元:Investment Knowledge
説明動画 『テンプルトン卿の投資手法 (姪による講演)』 2017年
動画配信元:Talks at Google
出典、参考リンク
ジョン・M・テンプルトンの関連書籍 Wikipedia investopedia.com
philanthropyroundtable.org
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