世界の投資家名鑑 - 村上世彰氏 日本に旋風を巻き起こした村上ファンド 名言、経歴、講演動画
村上世彰氏の経歴、名言、関連動画などを紹介します。
村上世彰氏とは

- 日本生まれ、シンガポールのファンドマネージャー、実業家、投資家
- 村上ファンドを設立し、ニッポン放送や阪神電鉄等の株取得は日本に旋風を巻き起こした
- コーポレート・ガバナンスの考え方の浸透を目指した
- シンガポールに在住し、中高生の金融教育に取り組んでいる
村上世彰氏の出身・経歴
- [1959年生まれ]
- 1983年、東京大学法学部を卒業
- 通商産業省(経済産業省)に入省
- 1999年、M&Aコンサルティングを設立
- 東京スタイルやニッポン放送、阪神電鉄などの株取得で話題となる
- 2006年、インサイダー取引容疑で起訴される
- 2013年、投資家として株式投資を再開
- 2016年、財団法人村上財団を設立し、長女が代表理事に就任
- 2019年、角川ドワンゴ学園が運営するN高等学校投資部の特別顧問に就任
村上世彰氏の名言・格言
村上世彰氏の格言や名言などを紹介します。
一つ一つの言葉からは村上世彰氏の考え方や理念、大事にしていることを知る手掛かりになるかもしれません。
- ある。私は、資金循環こそが将来のお金を生み出す原動力だと信じている。
国の経済においてもそうだし、企業においても、資金循環は成長する上で非常に重要だ。
出典:村上世彰「生涯投資家」 - 私の投資スタイルは、割安に評価されていて、リスク度合いに比して高い利益が見込めるもの、すなわち投資の「期待値」が高いものに投資をすることだ。
出典:村上世彰「生涯投資家」 - 日本企業の改革には、株主からのガバナンスが必要なのだ。
「物言う」ことも、投資家の大切な責務であると私は考えている。
出典:村上世彰「生涯投資家」 - 悪い経営者とは、会社を私物化し、株主の目線に立たない経営者だ。
会社の経費を無駄に使ったり、株式の持ち合いをすることで保身に走ったり、会社の余剰資金についての使い道を明確にせず、株主と対話もしないような経営者のことだ。
出典:村上世彰「生涯投資家」 - 私は「期待値」とIRRにリスクの査定を加味した三点から、投資するか否かの最終的な判断を行なう。
出典:村上世彰「生涯投資家」 - 「期待値」のほか、私が投資判断を行なうにあたって重要視している指標がIRR(内部収益率、InternalRateofReturn)だ。
手堅く見積もっても、IRRの数字が一五%以上であることが基準となる。
出典:村上世彰「生涯投資家」 - 投資家として大事なことは、失敗したと気が付いた時いかに素早く思い切った損切りができるか。
下がり始めたら売る決断をいかに速やかにできるか、ということだ。
出典:村上世彰「生涯投資家」 - まずは現状における「期待値」を導き出し、その「期待値」を少しでも上げるために、外部要因や将来予測などを冷静に見極めながら、様々な戦略を立てていくのである。
出典:村上世彰「生涯投資家」 - すべての投資において長期投資という視点が必要なのだ。
長期投資は良いが短期投資は悪い、という論調をよく見かけるが、私からしてみると、短期投資と長期投資を分ける意味などない。
出典:村上世彰「生涯投資家」
村上世彰氏の尊敬する人物
村上世彰氏の尊敬する人物 を紹介します。
村上世彰氏の大切にしていることを知り、深く理解するための手がかりになります。
- 宮内義彦
オリックスの設立者。オリックスはリース業、不動産、銀行などの金融事業や、ベンチャーキャピタル、プロ野球球団などの多数の事業を手掛けている。
村上世彰氏の尊敬する人物
村上世彰氏の関連記事
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村上世彰氏の関連動画
村上世彰氏の関連動画を紹介します。
村上世彰氏の生き方や考え方について、より深く知るために参考になる動画です。
対談 『日本経済再生のための処方箋 今、わたしたちがなすべきこと』 2020年
動画配信元:文藝春秋イベント
インタビュー 『対談 村上さんに聞くお金の使い方』 2020年
動画配信元:ほうぼくチャンネルー認定NPO法人抱樸
講義 『村上世彰 特別顧問 講義~投資を始める高校生へ~』 2020年
動画配信元:角川ドワンゴ学園チャンネル
出典、参考リンク
村上世彰の関連書籍 bunshun.jp murakamizaidan.jp
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