ビギナーズクラウド 止めたほうがいい人や注意点は? 福岡発の不動産クラウドファンディング


    クラウドファンディングには、1万円から投資できる「ビギナーズクラウド」があります。
    「国内屈指の成長都市「福岡市」に投資」をテーマに掲げている、クラウドファンディングです。

    検討しているけど、ビギナーズクラウドが信用できるかどうか、疑問を感じられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    「口コミはメリットばかり強調され、重要な『運営会社に関する情報』が少ない」と感じられている方も多いと思います。

    そこで、ビギナーズクラウドの運営会社の経営者や財務状況も調べた上で、その「デメリット」や「向いていない人・止めたほうがいい人」、「投資する場合の注意点」を考察します。

    利用を検討されている方には、特に役立つ情報ですので、是非参考にしてみてください。

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    目次

    ビギナーズクラウドの主な特徴・メリット

    ビギナーズクラウドの主な特徴とメリットです。
    それぞれ解説していきます。

    最低1万円から投資できる

    ビギナーズクラウドでは、1万円から投資できます
    他社のクラウドファンディングでは、少額でも5万円や10万円のことが多いですが、REEZIN(リーズイン)ででは1万円からの少額投資なので、初心者でも気軽に始めやすい金額です。

    現状の利回りは約7%、運用期間は1年

    現状、利回りは、約8%のファンドが募集されました。
    クラウドファンディングの中では、やや高い水準といえるでしょう。

    運用期間は1年であり、短期投資型と長期投資型の中間でした。
    期間という意味では、リスクが少ないといえます。

    ※今後は様々なファンドが募集される可能性があります。

    長期投資のメリットとデメリット短期投資のメリットと、デメリット
    長い期間に渡って、利回りを得られる
    良い条件のファンドに投資できれば、長い期間に渡って、高利回りが得られる
    現金が戻ってくるまでに相当の時間がかかるので、家庭状況や市況、運営会社などに懸念を感じても、長い期間を待つ必要がある
    現金が返却されるまでの期間が短いので、家庭状況や市況、運営会社などに懸念を感じたとき、投資を止めやすい
    利回りが得られる期間が短く、「運用終了~現金返却~次に応募~運用開始」の期間は、利回りが得られない
    良い条件のファンドに投資できたとしても、運用終了後に、次に良い条件のファンドがあるとは限らない

    投資スタイルに合わせて選べる

    投資方針に合わせて、匿名組合型と任意組合型のいずれから選ぶことができます。

    他社の多くのクラウドファンディングでは、匿名組合型のみが多いです。
    ビギナーズクラウドでは、任意組合型のファンドも提供を予定されています。

    任意組合型では、相続資産の圧縮効果も期待できます。

    匿名組合型
    任意組合型
    • 所得は雑所得
    • 所有権は事業者
    • 有限責任(出資分のみ)
    • 源泉徴収あり
    • 優先劣後システムあり
    • 所得は不動産所得
    • 所有権あり
    • 無限責任(出資比率による)
    • 源泉徴収なし
    • 相続時に遺産分割が可能

    リスクを軽減する仕組みがある

    不動産管理会社なので空室リスク軽減

    ビギナーズクラウドの運営会社は、クラウドファンディングだけでなく、元の事業基盤があるの特徴です。

    運営会社は福岡市内を中心に、全国で約2万戸の賃貸物件を管理する不動産管理会社です。
    2009年に設立され、物件の管理において10年以上の知見があります。

    自社仲介店舗で直接入居者に対象物件をご紹介することができる」ので、空室になるリスクを軽減することができます。

    優先劣後システム

    匿名組合型ファンドでは、優先劣後システムが採用されており、もしも損失が発生した場合には、一定割合まで運営会社が負担する仕組みになっています。

    現状募集されたファンドの劣後出資比率(運営会社が出資して損失を引き受けられる額)は20%と高いです。
    不動産クラウドファンディングの一般的な水準は5~20%であるため、やや高い水準といえます。

    成長都市「福岡市」への投資できる

    ビギナーズクラウドは、福岡発の会社が運営していることもあり、福岡へ投資できます。

    意外かもしれませんが、福岡市は成長都市の一つです。
    日本経済新聞でも「ヒトとカネを引き寄せる福岡 (2023年)」として取り上げられています。1

    運営会社によると、福岡は不動産投資環境として絶好の環境です。

    その環境の中で、さらに「優良賃貸物件のみをファンド化」しているので、初めての方でも始めやすいと紹介されています。

    ビギナーズクラウドの運営会社は信用できる?

    クラウドファンディングでは、サービス運営会社にお金を預けて、運用してもらうことになります。
    そのため、サービス運営会社の信頼性は非常に重要です。

    ここからは、ビギナーズクラウドを運営する、株式会社Good不動産の特徴や経歴を確認します。

    運営会社の「Good不動産」とは?

    ビギナーズクラウドは、「Good不動産」という企業が運営しています。

    Good不動産は、賃貸管理やアパート開発を始めとした、不動産の様々な事業を展開している企業です。
    Goodグループとして事業を展開しており、関連会社には、Good不動産コンサルティング、Goodホームデザイン、Goodリアルエステートがあります。

    Goodグループ全体の社員は約120名以上、20億円以上の売上規模のある会社です。

    Good不動産の歴史

    Good不動産は、2009年に福岡で設立されました。
    前身は、株式会社ディックスクロキという不動産会社の事業です。
    2008年にディックスクロキが民事再生を申請し、その賃貸管理業務を引き継ぐ形で、Good不動産(当時 株式会社DIX)が発足しました。

    現在では、東京、大阪、名古屋に事業を広げています。
    2023年には、管理戸数は2万戸を達成したと報告されています。
    様々な不動産事業への挑戦や、ITやAIなどの先端事業を活用にも力を注いでいるとのことです。

    沿革
    2009年

    株式会社DIXを設立

    2012年

    「株式会社Good不動産」に社名変更
    関連会社「株式会社Goodプロパティ」を開設

    2012年

    関連会社「株式会社Goodリアルエステート」を開設

    2016年

    「一般社団法人民事信託協会」を設立

    2017年

    「株式会社Goodプロパティ」が「株式会社Goodホームデザイン」へ社名変更

    2019年

    株式会社Good Life福岡と合併

    2022年

    不動産特定共同事業法に基づく小口化商品「アセットリーフ桜坂」を組成

    2023年

    「株式会社みつ葉ホーム」の事業を引き継ぎ、「株式会社Good不動産コンサルティング」を設立

    参考:会社概要2、法人番号公表サイト3

    新卒も採用している

    Goodグループ全体の社員は約120名以上の中堅企業であり、新卒採用もしています。4

    新卒採用は経験者採用とは異なり、教育に手間やコストがかかるため、小規模の企業ではやりたがりません。
    新卒採用をしているということは、新卒を教育できるだけの余裕がある可能性があります。

    上場も検討している

    Good不動産では2018年には「株式上場を目指す」という意欲が表明されています。5

    2018年に掲げた「管理戸数2万戸」の目標について、2023年には達成するなど、成長意欲が感じられます。

    Good不動産の財務情報はある?

    Good不動産の財務情報は現状、官報から確認可能です。
    官報とは、国の機関紙であり、会社情報を伝えるために、多くの企業が決算情報等を掲載しています。
    Good不動産は少なくとも2018年から決算を掲載しており、情報開示に積極的と捉えられます

    Good不動産は赤字?

    Good不動産は黒字企業です。
    2023年の純利益は約1億円あります。
    純利益とは、社長や社員の給与や諸経費を差し引いた後の利益です。

    Good不動産では、少なくとも、2018年から黒字です。
    安定して利益を出していることが確認できます。

    スクロールできます
    2022年4月期2023年4月期
    売上約21億9564万円
    純利益1億9243万5000円1億4285万6000円
    参考:ふくおか経済誌6・官報決算データベース7

    Good不動産の財務状況は大丈夫?

    財務状況の数字だけを見ると、財務状況は良さそうな数字です。
    なお、詳細な財務状況は無いため、厳密な判断は難しいです。

    ここでは、財務上の指標を見ながら、Good不動産の財務状況を確認していきます。

    利益剰余金は7億円以上

    2023年の、Good不動産の会社の総資産は約25億円です。
    その中の利益剰余金は約7億円であり、約28%を占めます。
    利益剰余金は、これまでの利益を積み立てたお金のことで、多いに越したことはありません。

    残りの約72%には、借金などの負債になりますが、借金以外の負債(クラウドファンディングの預り金等)も含まれます。

    短期的な安全性

    流動比率(流動資産÷流動負債)は、約198%です。
    流動比率とは、会社の短期的な安全性を判断するための指標の一つです。

    一般的には200%を超えると、安全性が高いとされます。
    1年以内に返済する必要のある負債を、1年以内に現金化できる資産が上回ることを意味します。

    Good不動産では、流動比率が200%に近いため、安全性が比較的高い方と捉えられます。
    ただし、不動産業であるため、不動産を所有していれば、価値に変動がある可能性を踏まえて、数値を見る必要があります。

    長期的な安全性

    固定比率(固定資産÷自己資本※)は、約70%です。

    固定比率とは、会社の長期的なな安全性を判断するための指標の一つです。
    一般的には、固定比率が100%以内であれば安全とされます。
    固定資産を自己資本でカバーできていることを意味します。

    Good不動産では、固定比率が100%以内なので、安全性が比較的高いと捉えられます。
    ただし、不動産業は、製造業等とは違い、固定資産を多く抱える必要がないことは念頭に置いて、数値を見る必要があります。
    ※自己資本は、ここでは株主資本の数値を使用しています。

    財務状況
    スクロールできます
    2022年4月期2023年4月期
    総資産約23億8445万円約25億4418万円
    流動資産約18億7233万円約18億6612万円
    固定資産約5億1212万円約6億3357万円
    流動負債約9億6108万円約9億4240万円
    固定資産約5億1212万円約6億3357万円
    株主資本約8億8094万円約9億7080万円
    利益剰余金約6億1594万円約6億7806万円
    参考:官報決算データベース8

    Good不動産の経営者はどんな人?

    Good不動産の社長は、牧野修司氏です。
    牧野修司氏は、Good不動産の前身である「株式会社ディックスクロキ」に務めていました。
    同社が2008年に民事再生を申請し、その賃貸管理事業を引き継ぐ形でGood不動産を設立しました。

    そのような経緯があり、マイナスからのスタートから、事業を成長軌道へ乗せた人物といえます。

    牧野修司氏の経歴

    経歴
    1974年

    福岡県の糸島市(現 糸島市)に生まれる

    1997年

    福岡大学を卒業
    水門・ボンドメーカーに務める

    1998年

    ディックスクロキ入社

    2008年

    ディックスクロキの取締役に就任

    2009年

    ディックスクロキの民事再生に伴い、DIX(現 Good不動産)の社長に就任

    経営者の想いやメッセージの確認方法

    Good不動産は、情報誌でのインタビューや不動産の展示会のセミナー講演など、情報発信に積極的です。

    ふくおか経済という経済誌には、度々、インタビュー記事や最新動向を掲載しています。

    牧野修司氏の創業エピソードなどのインタビュー情報は、雑誌の紙面や動画から確認できます。

    ふくおか経済, 牧野修司 Good不動産社長に聞く
    https://www.good-fudousan.co.jp/common/editor/files/%E8%A1%A8%E7%B4%99%E3%81%AE%E4%BA%BA%20Good%E4%B8%8D%E5%8B%95%E7%94%A3%E6%A7%98%20%E6%9C%80%E7%B5%82%E7%A8%BF.pdf
    COW TELEVISION, 社長室 株式会社Good不動産
    https://cowtv.jp/channel/boss/193makino/

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    ビギナーズクラウドを止めたほうがいい人は?

    ビギナーズクラウドは、中堅の不動産企業が運営していることがわかりました。
    情報発信も積極的にしており、売上や会社規模を拡大させています。

    一方で、ビギナーズクラウドの投資が向いていないケースもあります。
    ビギナーズクラウドデメリットも交えながら解説します。

    運営会社について、より高い透明性を重視したい人

    クラウドフェンディングでは、運営会社が選んだファンドから、投資家は投資対象を選ぶことになります。
    また、運営会社がお金を預かり、ファンドを運営していきます。

    ビギナーズクラウドは、2023年から開始された新しいサービスですが、運営会社は10年以上にわたり不動産事業を展開していることが確認できました。
    決算情報を官報に掲載しており、情報発信に積極的であり、新卒採用もしていることから、運営会社の信用度は比較的高いと考えられます。

    一方で、上場企業ではないため、詳細な財務状況は確認できません。

    運営会社の透明性を重視される方にとっては、上場企業が運営するクラウドファンディングを選ぶ方法があります。
    上場企業は、一般企業に比べて、開示されている情報が多いです。

    以下の記事では、上場企業が関係するクラウドファンディングを紹介しています。


    福岡の投資内容に疑問を感じる人

    クラウドファンディングは、運営会社にお金を預け、運用してもらうスタイルの投資です。
    お金を預ける相手や対象について、納得して投資する必要があります。

    Good不動産は、福岡発の企業が運営しています。
    福岡という場所を知らない方は、福岡の成長性について、不安を感じる場合もあると思います。

    そのため、福岡を知らない人は、ビギナーズクラウドを利用しない方が良い場合があります。

    直ぐに投資したい人

    ビギナーズクラウドは、2023年から開始された新しいサービスのため、ファンドが少ない状況です。

    また、2023年10月に公開されたファンドは、応募人数が100%を超えており、応募しても当選できない可能性もあります。

    直ぐに投資したい方にとっては、別のクラウドファンディングにも登録しておくことが考えられます。

    以下の記事では、ファンド件数が多いクラウドファンディングを紹介しています。

    もっと利回りが高い投資をしたい人

    ビギナーズクラウドでは、現状、利回りが約7%です。
    クラウドファンディングの中では、やや高い水準といえます。

    この利回りでは物足りないと感じられる方にとっては、高利回りのクラウドファンディングを選ぶ方法があります。

    以下の記事では、利回りが高いクラウドファンディングを紹介しています。

    ビギナーズクラウドの投資で注意すべきこと

    ここでは、ビギナーズクラウドの投資において、注意するべきことを紹介します。

    「向いていいない人」で述べた「デメリット」を踏まえて、気を付けることをまとめています。
    投資した後でも、時々、確認することが望ましい事項も紹介します。

    ファンドの債務不履行や遅延の状況

    新しいサービスということもあり、現状、債務不履行や遅延の情報は無いです。

    今後、もしも、いずれかのファンドの債務不履行や遅延が起きた場合、何らかの問題が生じている可能性があります。

    そのため、投資後には、投資していない他案件においても、遅延が生じていないかをチェックすることが大切です。

    ビギナーズクラウドでは、ウェブサイトのニュース一覧において、各ファンドの運用状況が報告されると考えられます。
    また、他の確認手段として、X(旧Twitter)などのSNSを使って、遅延したファンドの情報がないかを、定期的に確認することが考えられます。

    不動産市場や福岡の状況

    不動産市況の状況

    日本の不動産の市況が悪化してしまうと、将来的に、元本毀損が起こる可能性があります。
    また、運営会社は投資不動産事業を主軸としているため、会社運営にも影響を与える可能性があります。

    市況を確認する方法として、日本経済新聞などのニュースや、国交省の情報を確認する手段があります。

    余裕があれば、不動産市場に影響を及ぼす、住宅ローンの金利の上下にも注意を払っておくことが望ましいでしょう。

    福岡の状況

    福岡の不動産ファンドに投資する場合には、福岡や九州の状況変化にも目を配る必要があります。

    福岡の不動産に影響を与えそうな、居住人口や政治の変化について、確認することが大切です。

    近年、九州は、半導体工場の建設などで、更なる盛り上がりを見せています。
    ですが、もしも九州で何かが生じた場合、福岡にも影響が及ぶかもしれません。

    運営会社の状況

    運営会社は、10年以上運営されている不動産企業です。
    情報発信も積極的にしています。
    長期間運営されていることや、情報発信が多いことは安心材料ですが、お金を預ける側にとっては、ときどき、会社に変化がないか、確認することが望ましいでしょう。

    会社に変化がないかどうかを知る上で、いくつか確認できるポイントがあります。
    それぞれ解説します。

    経営者の状況

    内部の状況を確認する方法の一つは、社長などの経営者の交代の有無です。
    社長が急に辞任したりすると、会社内部で、何かが生じている可能性があります。

    Good不動産の社長は、創業者ともいえる牧野修司氏です。
    創業者の交代は、普通の会社の社長交代に比べて、今後の会社方針に影響を与える可能性がありますので、定期的に、交代していないか確認することが望ましいでしょう。
    社長の名前は、ビギナーズクラウドや、会社のウェブページに掲載されています。

    採用への積極度

    現在、運営会社は採用にも積極的です。
    採用するだけの余裕があるとも捉えられます。

    今後、一時的に求人募集を停止することはあると考えられますが、数年以上にわたり、採用をストップしていると、会社規模を縮小させている可能性があります。

    運営会社の採用情報は、会社のウェブページや、求人サービスで募集されています。

    社員の人数の変化

    社員の人数の変動から、企業の状況を推測できます。

    社員の人数について、大きな減少が生じた場合、会社規模を縮小させている可能性があります。

    社員数は会社概要から確認できます。
    なお、2023年5月時点では、社員数は約121名(グループ全体)です。

    財務状況の確認

    運営会社の財務状況は、会社が安定して運営される上で重要です。

    現在、Good不動産は黒字を続けていますが、どのような企業においても、状況が変化する可能性はゼロではありません。

    現状、運営会社であるGood不動産の財務情報は、官報から確認可能です。
    官報の決算情報を公開しているウェブサービスがありますので、そこから検索できます。

    簡単に確認する方法は、Googleなどで「Good不動産 決算」と検索すると、確認できます。

    ビギナーズクラウドの投資前に知っておくべき情報

    ビギナーズクラウドの投資前に知っておくべき情報について紹介します。
    ビギナーズクラウド固有のものから、クラウドファンディング全般のものまでをまとめました。

    登録までにどれぐらいかかる?

    登録は数日以内で可能です。

    本人確認時には、オンラインを採用しており、パソコン・スマホだけで確認可能です。
    その後、即日〜1営業日で審査が完了し、出資応募が可能になります。

    ただし、ハガキで本人確認を選択した場合には、4~5営業日程度かかります。

    また、登録内容に不備がある場合、更に日数がかかる場合があるため、余裕を持って登録する必要があります。

    元本は保証されている?

    投資であるため、出資金の元本や分配金の利回りは保証されていません。

    出資持分法により、出資金元本の保証は禁止されています。

    もしも、運営会社が破綻するなどが生じた場合、元本が戻らない可能性があります。
    そのため、運営会社の信用度は重要です。

    第三者に、権利を譲ることはできる?

    譲渡する人と譲渡される人が、ビギナーズクラウドのサービス会員であれば、可能とされています。

    ビギナーズクラウドの問い合わせフォームから、権利譲渡希望の旨を連絡することで、手続きを進めることができます。

    なお、譲渡には手数料が発生します。
    手数料については契約書面に記載されています。

    運用期間中に、解約はできる?

    出資金入金後には、解約できないとされています。

    なお、中途解約及び出資金の払い戻しの申請用紙は用意されており、中途解約のスキームはあるようです。
    申請用紙はビギナーズクラウドの「よくあるご質問」からダウンロードできます。

    なお、クーリング・オフ制度がありますので、契約成立時書面の電子交付を受領した日から起算して8日を経過するまでの間、書面による解約を申し出た場合であれば、契約解除が可能とされています。

    投資は副業?

    副業は明確な定義はありませんが、総務省は「副業」について「主な仕事以外に就平成29年就業構造基本調査 用語の解説いている仕事」と定義しています。
    クラウドファンディングは資産形成であり、仕事ではないため、通常、副業には当たりません。

    平成29年就業構造基本調査 用語の解説

    投資していると会社にバレる?

    副業でもなく、会社に申告は不要ですので、会社にバレることはありません。

    バレる可能性としては、分配金を得て確定申告をした後、収入に応じて住民税が発生するため、住民税が高額になると、「何らかの収入を得ている」ことが会社の経理に認識される可能性があります。

    確定申告の際に住民税の徴収方法を選択しますが、「特別徴収」を選ぶと、会社に住民税額の通知が入ります。

    収入があることを会社に知られたくない場合には、確定申告時の際には、住民税の徴収方法で「普通徴収」を選択する必要があります

    法人の登録はできる

    法人登録は可能とされています。
    税金面で節税効果を出せる場合があります。

    なお、法人番号がない法人や、海外法人は登録不可とされています。

    ビギナーズクラウドの登録方法

    登録手続きは簡単です。
    平日であれば、数日以内に登録手続きが完了します。

    詳細は、ビギナーズクラウドからご確認いただき、ご登録ください。

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    注釈

    1. 日本経済新聞、人口増加率トップ「成長都市・福岡の実力」まとめ読み
      https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC123WJ0S3A510C2000000/ ↩︎
    2. Good不動産 会社概要
      https://www.good-fudousan.co.jp/company_profile/ ↩︎
    3. 法人番号公表サイト
      https://www.houjin-bangou.nta.go.jp ↩︎
    4. マイナビ
      https://job.mynavi.jp/24/pc/search/corp97153/outline.html ↩︎
    5. “不動産×IT×人”掲げた新中計スタート
      https://www.good-fudousan.co.jp/common/editor/files/%E3%81%B5%E3%81%8F%E3%81%8A%E3%81%8B%E7%B5%8C%E6%B8%88EX2018.pdf ↩︎
    6. ふくおか経済誌
      https://www.good-fudousan.co.jp/common/editor/files/202306%20%E3%81%B5%E3%81%8F%E3%81%8A%E3%81%8B%E7%B5%8C%E6%B8%88%E8%AA%8C.pdf ↩︎
    7. 官報決算データベース
      https://catr.jp ↩︎
    8. 官報決算データベース
      https://catr.jp ↩︎
    • ふくおか経済Web, イノベーション”掲げ、新たなグループ体制に
      https://www.fukuoka-keizai.co.jp/feature/%EF%BD%87%EF%BD%8F%EF%BD%8F%EF%BD%84%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97-2/
    • ふくおか経済Web, 管理戸数2万戸に向けて新たな歩み
      https://www.fukuoka-keizai.co.jp/feature/%EF%BD%87%EF%BD%8F%EF%BD%8F%EF%BD%84%E4%B8%8D%E5%8B%95%E7%94%A3/
    • 綜合ユニコム, 高品質、省コストの「戦略的PM」展開精鋭部隊×DXで受託余力を大胆確保中
      www.sogo-unicom.co.jphttps://www.sogo-unicom.co.jp/pm/n202212/p03/
    • くまもと経済, Good不動産の牧野修司社長
      http://www.kumamoto-keizai.co.jp/content/asp/dejikame/dejikame_detail.asp?PageID=19&Knum=20036&PageType=top
    • 全奥賃貸住宅新聞, 企業研究vol.002 Good不動産 牧野修司 社長
      https://www.zenchin.com/news/vol002.php
    目次