都道府県の人口増加率ランキング

    日本の人口増加率についてランキングで紹介します。
    日本の都道府県で人口増加率のトップ10の都道府県をまとめました。
    日本の直近3年間の人口増減率は-1.3‰、-1.8‰、-2.1‰になり、減少が続いています。
    一方で都道府県によっては増減率は異なり、人口が増えている地域もあります。

    ※数値は公表されている直近3年間の増減率の平均値になります。
    ※‰は1/1000の記号になります。

    減少率のトップ10はこちらをご覧ください。

    目次

    1位  東京都  +7.5‰


    東京都は日本の首都です。直近3年間の人口増減は7.3‰、8‰、8.7‰です。
    人口は1位1382万人であり、日本人口の約11%を占めます。
    面積は45位2194km2になり、人口密度は1位6300人/km2です。

    2位  沖縄県  +3.2‰


    沖縄県は日本で最も西に位置し、多数の島々で構成されています。直近3年間の人口増減は2.6‰、4‰、5.6‰です。
    人口は25位145万人であり、日本人口の約1%を占めます。
    面積は44位2281km2になり、人口密度は9位635人/km2です。

    3位  埼玉県  +2.9‰


    埼玉県は東京都の北に隣接しています。直近3年間の人口増減は2.8‰、3.2‰、2.7‰です。
    人口は5位733万人であり、日本人口の約6%を占めます。
    面積は39位3798km2になり、人口密度は4位1930人/km2です。

    4位  愛知県  +2.4‰


    愛知県は中部地方に位置し、トヨタをはじめとする製造業の一大拠点です。直近3年間の人口増減は2.4‰、3.2‰、2.6‰です。
    人口は4位754万人であり、日本人口の約6%を占めます。
    面積は27位5173km2になり、人口密度は5位1457人/km2です。

    5位  神奈川県  +1.8‰


    神奈川県は東京都の南に隣接しています。直近3年間の人口増減は1.5‰、2‰、2.6‰です。
    人口は2位918万人であり、日本人口の約7%を占めます。
    面積は43位2416km2になり、人口密度は3位3798人/km2です。

    6位  千葉県  +1.7‰


    千葉県は東京都の東に隣接しています。直近3年間の人口増減は1.6‰、2.1‰、2.2‰です。
    人口は6位626万人であり、日本人口の約5%を占めます。
    面積は28位5158km2になり、人口密度は6位1213人/km2です。

    7位  福岡県  +0.4‰


    福岡県は九州に位置し、アジア大陸に近い都市圏です。直近3年間の人口増減は0.4‰、0.6‰、0.5‰です。
    人口は9位511万人であり、日本人口の約4%を占めます。
    面積は29位4987km2になり、人口密度は7位1024人/km2です。

    8位  滋賀県  -0.1‰


    滋賀県は京都府に隣接し、日本最大の湖である琵琶湖があります。直近3年間の人口増減は-0.2‰、-0.1‰、-1.1‰です。
    人口は26位141万人であり、日本人口の約1%を占めます。
    面積は38位4017km2になり、人口密度は15位351人/km2です。

    9位  大阪府  -1‰


    大阪府は関西地方に位置し、商業や工業などの都市でもあります。直近3年間の人口増減は-1‰、-0.8‰、-0.6‰です。
    人口は3位881万人であり、日本人口の約7%を占めます。
    面積は46位1905km2になり、人口密度は2位4626人/km2です。

    10位  京都府  -2.5‰


    京都府は大阪府の東に隣接し、かつての首都でした。直近3年間の人口増減は-2.4‰、-1.9‰、-2‰です。
    人口は13位259万人であり、日本人口の約2%を占めます。
    面積は31位4612km2になり、人口密度は10位562人/km2です。

    まとめ

    日本の人口増加率のトップ10の都道府県を見てきました。増加しているのは7都道府県であり、8位以降は減少していることが分かりました。日本の5大都市は東京都、大阪府、愛知県(名古屋)、福岡県、北海道(札幌)と言われますが、人口が増加しているのは東京都、愛知県、福岡県の3地域のみでした。さらに、東京都および隣接地域である首都圏への人口集中が続いており、増加している他の地域には大きな上昇はありませんでした。沖縄は人口増加が続いていますが、もともとの人口が少ない中で、中国人やベトナム人などの外国人労働者の受け入れが進んでいることが大きな理由の1つです。様々な地域で外国人労働者の受け入れは拡大すると予想され、政府の子育て支援が拡大する予定ですが、当面、人口は減少していくことが考えられます。

    減少率のトップ10はこちらをご覧ください。

    【参考資料・出典】
    日本政府ポータルサイト e-Stat 「人口推計 (2019-04-12)」
    https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00200524&tstat=000000090001
    国土交通省 国土地理院 「平成30年全国都道府県市区町村別面積調」
    https://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/MENCHO201710-index.html

    目次